6月 14 思い出した瞬間の涙
恋を自覚したのはいつですか?
例えば、素敵だなぁと興味を持って目で追っていたらいつの間にか好きになっていた、とか。その人を見かけた瞬間、体中が心臓になったみたいにばくばくしてどうしようもなくなった、とか。去っていく後ろ姿に「あ、好きかも」と思った、とか。いつもは頼りなくてへらへらしている友達がふとした時にだれよりも自分を支えてくれていることに気付いた、とか。相手のことを思い出した瞬間涙が止まらなくなった、とか。認めたくなくてずっと否定してきたけど相手に恋人ができてはじめて自分の気持ちを痛感した、とか。
「好き」という感情は言葉ではっきりと定義ができないものです。恋人同士であっても、自分の「好き」と相手の「好き」が同じである保証はありませんし、過去の「好き」と今の「好き」の実質が異なる場合もあります。上記のように、自分の思いを自覚するタイミングですら十人十色。けれどそれを言葉の上では「恋」とか「好き」と一まとめにしてしまう。ちょっと強引な気がしないでもありません。ですから、もしかすると人間は、人間の数だけ恋の形を持っている可能性があります。これもちょっと、強引ですか(笑)。
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